スポーツに起因するアキレス腱炎

ベースボール&スポーツクリニック
馬見塚 尚孝 先生

使用機種:O-scan
患者
35歳 男性
既往歴
なし
現病歴
1ヶ月ほど前、足の違和感あるが様子見ながらテニスを行った。翌日、足の痛みが出現 近医受診し痛み止めを処方された。痛みは徐々になくなったため、サポーターを付けてテニスを行った。2週間ほどして再度痛みが出現し、ふくらはぎからアキレス腱周囲まで張り感があったため当院を受診した。
初診時所見
右アキレス腱付着部踵骨に圧痛を認めた。
X線単純画像では、右踵骨に異所性骨化を認めた。
MRI画像所見
矢状断像において、STIRでアキレス腱付着部踵骨に高輝度な信号変化で骨硬化・骨破壊像を疑う所見を認めた。
横断像、冠状断像においても、STIRで同部位に高輝度な信号変化で骨硬化・骨破壊像を疑う所見を認めた。
治療経過
これまでの経過、画像所見よりアキレス腱炎と診断し、抗炎症薬、湿布を処方、スポーツ継続可能と指示し、自宅近くの整形外科を紹介した
STIR Cor TI=70ms TR=3340ms TA=6’27”
STIR Sag TI=70ms TR=3340ms TA=6’27”
STIR Tra TI=70ms TR=3340ms TA=6’27”

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